紅茶日記:2021/9/10

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朝に紅茶と食パンを食べ、歯医者に行って左の親知らずを上下とも抜いた。7月に右の親知らずを両方抜いていたので、これで晴れてすべての親知らずとお別れということになる。さようなら親知らず!私の親知らずはまっすぐ生えていたため、麻酔の時間を除くと上下を合わせても5分位で引っこ抜かれてしまったような気がする。あまり感慨はない。

慣れたもので、朝ごはんを直前に食べていたため術後のお昼もお腹が空かず、麻酔が切れるまで断食でもどうにかなった。ようやく麻酔が16時頃に切れて、唇の感覚が戻ったので雑炊とごま豆腐を食べる。こういう、柔らかくて喉を通りやすいものに対する慣れは日頃の病弱のお陰だろうなと思う。もともと体が弱く、子供の頃は一年に一度はインフルエンザにかかっていたし、しょっちゅう胃腸炎にもなっていた。先日のワクチン接種後の倦怠感にも慌てることなく、背中の肩甲骨の真ん中にホッカイロを貼ったり、常備していたポカリやウィダーインゼリーでしのいだりと、日頃の準備のまま対応できた。そう考えると、弱いことはそこまで悪いことではないのかもしれない。

世の中がこういう状態になって、「いくら気をつけても病気になることがある」とか、ワクチン接種等で「予測可能だけど回避不可能な体調不良がある」とか、ずっと伝えづらかったものが社会の常識みたいに理解されてきている気がする。このまま浸透し続けて欲しい。「自己管理ができておらず申し訳ございません」とか、言わなくていい世になってほしい。