紅茶日記:2021/8/31
午前中、中村ゆうひさんの「つたなえ」という漫画を読む。この方の描かれた週刊少年ガールもとても面白くて好きなのだが、つたなえも良い漫画だった。絵のお話が中心だったけど、こういう気持ち、文を書くときも演劇をやるときもあるなぁと思う。なんだか勇気づけられたような気持ちになった。
漫画の台詞外や小さく描かれた部分に挟まれる小ネタが大好きだ。つたなえでもそういった、他作品へのオマージュだったり言葉遊びだったりが散りばめられていて、細かいところまでつい読み込みたくなる。
昨日の老人Zでもそうだったが、幼い頃触れた作品の中で描かれているものの参照元を分からず楽しんで、大人になってから意味がわかるようになったとき、過去の大人たちからのメッセージや遊びを受け取れたようでとても嬉しくなる。だから、小さいこだわりやリスペクトに溢れた作品が大好きだ。
午後は、2年ぶりくらいに髪を染めた。似合っているのかはまだ分からない。見慣れない人間が鏡に写るので少し警戒してしまう。でも、ひさびさのイメチェンは楽しいものだった。色はミルクティーにした。名前に惹かれて、以前から気になっていた。ブリーチはしていないから、ミルク感が出ていない。これはただのティーだろうか?