紅茶日記:2022/11/13
次の週末には文学フリマが開催されてしまうのだが、新刊がまだできていなくてひいひい作業をしている。
このタイミングで仕事は完全通勤となってしまった。今日は気圧とバイオリズムの影響で頭痛が酷くあまり作業もはかどっていない。大ピンチである。
新刊はこの紅茶日記をまとめたものだが、そもそも日記が続いたのが昨年の8月~9月の一か月だけだというから、そうとうコンパクトなものになる予定だ。
それでもああ、昨年はこういうことがあったなあ、と自分の備忘録になってくれていて、飽き性なりに書いておいて良かったな、と思う。
当然、日記を書く動機になった、友達からもらった紅茶の詰め合わせは飲み切れていないので、日記はマイペースに続けるつもりだ。
今日飲んだ紅茶も、その友人がかなり以前に(Covid-19の流行以前)ハワイで買ってきてくれたものだ。
もったいながりでまだ飲んでいなかったが意を決して開けた。ストロベリーの風味が前面に出ていて、華やかでおいしい。ミルクにも合う。
正直ここ最近は日々の暮らしでいっぱいいっぱいだった。仕事の勤務地が変わったのと、引っ越しもしたばかりで落ち着いていない。土日はずっと寝ていたい。けれど、多少無理をしてでもこうやって文章を書いておく。厳しいけど文フリにも出る。演劇だって関わりたいし、爪も塗りたい。爪を塗ろう。キャンメイクの限定のやつ。
こうやって、意地でも意識的に人生を自分の側に引き寄せておかないと、あっという間に労働がすべてを飲み込んでしまう気がする。
ブルシット・ジョブを読みながら、紅茶を飲んで、歯を磨いて、髪の毛を乾かして、眠る。